ブックディレクターの幅允孝さんが京都につくったという私設図書室に行ってきました。

その名も「鈍考」。

京阪出町柳駅から叡山電鉄に揺られて三宅八幡駅へ。

ゆるやかな坂を上がって辿りつきました。

アプローチからすでにワクワクします。

 

 

壁一面の本も魅力的ですが、何と言っても建築物そのものが素晴らしかったです。

床、柱、天井とふんだんに使われている美しい木材、緑したたる庭を見渡す大きな窓、小上がりになった畳スペース。

もし私が自宅を建てるならこんな風にしたい、が具現化されたような空間でした。

窓辺に置かれた名作チェアも、ところどころに施された名栗(なぐり)加工も好きなテイスト。

ひと枠90分間で最大6名までの予約制なので、本当にゆったりと時間と空間を味わうことができました。

 

 

名作チェアに座るもよし、庭に面した外のベンチに腰掛けるもよし。

 

 

併設の喫茶芳。美味しい水出しコーヒーをいただきました。

 

 

私がこの日読んだ本。教科書とかで名前と作者だけは知っている、というような本が世に出た時代背景と日本の文学の流れを通読できる、とても面白い本でした。

 

 

90分はあっという間だったなあ。またぜひ訪れたいです。

 

お肌にとって良くないのは「メイク」。

だから、きちんと落として、その後ていねいに「スキンケア」することが美肌のため、と考えている人は多いのではないでしょうか。

私もずっとそう思っていました。

でも、私が読んだ本には、むしろ逆のことが書かれていたのです!

「メイク落としなんて適当でいい」

「スキンケアこそ肌の敵、止めた方がいい」

 

前回書いた「肌断食」ですが、もし、これからやってみようかな、と思っている方向けに私が参考にした本を2冊ご紹介します。

 

 

一冊目は、平野卿子氏著、その名も「肌断食〜スキンケア、やめました〜」。いわゆる「ファスティング」の方の「断食」について調べていたところ、この書名が検索に引っ掛かりました。

 

肌断食と言う言葉はもちろん知らなかったのですが、著者が皮膚科医や美容研究家ではなく、翻訳家であることに興味を惹かれて、読んでみることにしたのです。

そして、すぐに自分もやりたくなりました!

 

彼女が実際にスキンケアをやめて直面したことや、疑問に思ったことを専門家(皮膚科医)にとことん質問して解消した経緯などが参考になります。

 

 

で、2冊目は、その専門家の著書。

始めるにあたって、間違ったやり方や中途半端なやる方をしないために

推奨する専門家本人の著書も読んでおこうと思いました。

宇津木龍一氏著

「肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法〜美肌には化粧水もクリームもいりません〜」

そこには肌の性質上、化粧水などで保湿はできないことや、

など衝撃的なことが書かれていました。

 

各書籍のレビューもとても参考になると思います。

ただし、元々の肌質やその時抱えているトラブルは人それぞれだと思うので、一概には言えませんが。

 

私自身について言うと、

・始めたのは40代後半

・毎日フルメイクをしていたわけではない。

・スキンケアはデパートのカウンター化粧品をフルラインナップで毎日使用

・ニキビやアトピーなどの肌トラブルはなかった

という感じでした。

 

いくつか経過のメモが残っていました。

・今日で4日目。著者は最初顔中の皮がめくれて大変だったみたいだけど、私は特に変わりなし。

・始めて一週間くらいした頃から定期的に、おでこと言うか眉毛の上の肌と眉間がかゆくなり、白く粉をふいたようになる。薄くワセリンを塗って凌いでいる。

・肌断食44日目。左眉の眉頭あたりにあった、くっきりした縦皺がほとんど分からないくらい薄くなっている。。。

 

あと、始めたのが6月となっていました。乾燥する今の季節に始めるよりは、湿度の高い時期の方が始めるのには向いているかもしれません。とは言え、当時と違い、今は外出時はマスクが主流のご時世。意外と始めるのに打ってつけかもしれません。

 

#スキンケアやめました #肌断食 #洗面所スッキリ #時短 #節約

 

花、室内の画像のようです
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☆講座・イベントのお知らせ☆
◆賢くシンプルに暮らしたい!覚えておきたい「書類のスマートな片づけ法」
2022年10月21日(金)10:30〜12:30

東京・二子玉川高島屋S・C内「LOOPたまがわ」様にてリアル講座を開催させていただきます。

講 師:一般社団法人くらしと片づけ研究所 宮田美穂

・増える一方で片づけが追いつかない。
・捨てる基準がわからなくて、ついつい後回しになってしまう。
・いざ見たい!というときにすぐに探せない。
そんな方のための、シンプルで続けやすい片づけの「考え方」と「システム作り」です。

お申込み&お問合せはLOOPたまがわ様まで直接お願いいたします。

 

◆片づけから始めるお金に不自由しない生活・10か条

2022年11月10日(木)10:30〜12:00

オンライン(zoom)

私達が片づけを仕事にして、まる10年になろうとしています。

たくさんのお客様・受講生さまから学んだこと、何より自分で実践してきたことを振り返ると

片づけとお金には、絶対に関係がある!ということに気づき、
「片づけから始めるお金に不自由しない生活・10か条」という形にまとめました。

10か条ありますが、一つからでもすぐに実践できて必ず効果がある!と自負しております✨

 

講 師:一般社団法人くらしと片づけ研究所 遠藤律子&宮田美穂
定 員:6名(先着順)
受講料:5,500円(税込)
一度でもくらしと片づけ研究所の有料講座を受講された方は4,400円でご受講いただけます。お申し込みの際お申し出下さい。

メールでのお申し込み方法:miyata@kurakataken.netまで「9/7参加希望」「お名前」「ご連絡先メールアドレス」をお書き添えの上お申し込み下さい。折り返しご連絡させていただきます。

 

◆オンライン片づけサロン〜後悔しない、ものの捨て方〜

2022年11月24日(木)10:00〜12:00

オンライン(zoom)

オンライン片づけサロンで気軽にお悩みを相談しませんか?「くらしと片づけ研究所」のふたりが、後悔しない、ものの捨て方をお伝えします。

ものの持ち方は生き方の表れ。ものとの関係性をじっくりと考えることで、自分らしさとは何かが見えてきます。
私たちとおしゃべりしながら、自分らしいものの持ち方を見つけてみませんか。

 

講師:一般社団法人くらしと片づけ研究所 遠藤律子&宮田美穂
受講料:3,300円(税込)
メールでのお申し込み方法:miyata@kurakataken.netまで「11/24参加希望」「お名前」「ご連絡先メールアドレス」をお書き添えの上お申し込み下さい。折り返しご連絡させていただきます。
ご入金確認後、講座のzoomリンクをお知らせいたします。

 

昨日は「最強の面談術」の出版記念パーティーに参加してきました。

本を書いたのはこの人、入沢紀子さん。

家事セラピスト仲間であり、今や家族ぐるみでお付き合いさせていただくほどの大好きな友人。

 

 

彼女はずっとコミュニケーションに関わるお仕事をしているのですが、

店舗のリサーチや接客指導、管理職面談や研修などの仕事で培ったノウハウをこのたび一冊の本にまとめたのです。

題して「最強の面談術」

 

人を育てることの難しさに悩むのは、子育てする親も部下を持つ上司も同じ。

そして、管理職の人たちをたくさん面談してきて紀子さんが気づいたのは、

そこで問題となっているポイントも同じ、ということ。

でも、いたってシンプルな解決方法があるんだよ、ということをこの本は教えてくれます。

なので、この本はビジネス書ですが、職場だけでなく、家庭でも役立ちます!

昨日のパーティーではそれを体感するミニセミナーもあり、とっても盛り上がっていました。

 

 

彼女とは普段、友人として会っているときでさえ、この「最強の面談術」を受けたかのような効果が。

別れる頃には、なんだかやる気がアップして、がんばろう!と思えるから不思議。

聞き上手なうえに、褒め上手。決してお世辞ではなく、相手が欲しい言葉をプレゼントする達人なのです☆

 

実はセミナー前日・・・

大阪入りした彼女を捕獲して(笑)、独り占めしてきました。

まずは阪神百貨店で一緒にワイン選び。

ここは他には例を見ないほどの数のワインをお味見出来る、めちゃくちゃ楽しいスポット!

 

売り場ではスパークリングワインの特集が。短いイベント期間のためだけに用意された、テーブルにびっくり!なんと、真ん中がワインクーラーになっています。

 

いろんなワインをお試しさせてもらいながら、

「あ、これ美味しいね!」

「これ、ご主人が好きそうな味じゃない?」

なんて言いながら、あっという間に買いたいワインがかごにいっぱいに(笑)。

ふたりの好みがかなり似ていて、ほとんど同じものを購入☆

 

その後は、美味しいイタリアンをいただきながら

近況報告やら仕事の話やら途切れることなくしゃべりっぱなし、あっという間の時間でした。

昨年からずっと温めて来たお仕事の打ち合わせもできたので、

また詳細が決まり次第、お伝えしたいと思います☆

 

 

昨日、「本の片づけ講座」を開催いたしました。
この講座、実は何度も講座に来てくださっている方からのリクエストによる企画です。
本も自分自身も大切にするためにはどうしたらよいかを考える貴重な機会となりました。
Hさま、ありがとうございました!





そのなかで、本をうまく手放すためのヒントもお伝えしました。
実は、私自身、絵本に関してはどうしても捨てられませんでした。
「これは捨てられるのでは?」と何度も検討するのですが、一冊も処分できない始末・・・。
「いざとなれば、買いなおせばいい」と考えることで、ようやく手放す気持ちになれました。

詳しくは一つ前の記事に書いているのですが(→こちら)、この記事をSNSでシェアしたところ、何人かの方からコメントをいただきました。絵本のみならず、片づけ全般の参考になると思うので、ご紹介します。

・同じく手放せないと思っていたけれど、東日本大震災の時にほとんどを東北に送りました。孫が出来たらまた少しづつ揃えるのを今から楽しみにしています。

・たくさん持っていましたが、お気に入りを数冊手元に残して、引っ越しを期に近くの児童館に寄付しました。年を重ねると重いモノは家に置けませんね。

・年配の方になると、蔵書は重くて持ちたくないモノになるようです。家族で友人で手分けできるといいですね。

・大人になってから、好きな絵本を買い直しました。大人になっても大切なものを再確認したくて。

また、図書館に寄贈するのも一つの手ですよね、と講座内でお伝えしたことを、参加者のおひとりがSNSでシェアしてくださっていて、それを読んだ方が「情報、ありがとうございます!」とコメントしていらっしゃいました。

大切な本も思い切って手放せば、新しいモノが入ってくる余裕もできますし、本当に必要な本はきっとまた手元にやって来るのでしょうね。

長年、自分の寿命は88歳だと思って生きてきました。
根拠は、祖母がどちらも88歳で亡くなったからです。二人とも健康で大病などせず、ほぼ自然死なんじゃないかと思える亡くなり方だったので、自分もこのまま健康で過ごし、そのくらいの歳になったら生涯を閉じるのが自然で幸せだと思っていたのかもしれません。

ところが、昨年末にこんな本に出会いました。
100年時代の人生戦略




この本の序文によると、国連の推計では2050年までに日本の100歳以上人口は100万人を突破する見込みだそうです。そして「いまこの文章を読んでいる50歳未満の日本人は100年以上生きる時代、すなわち100年ライフを過ごすつもりでいたほうがいい。」とのこと。

単純な私は寿命が12年延びた!と思ったわけです(笑)。
寿命が88歳だと勝手に決めていたので、44歳の時に「人生折り返しだな〜」なんて考えていたのですが、寿命が100歳だったら先月48歳になった私はまだ半分も生きていないということになります。

そんなわけで、なんだかワクワクしながら新しい年を迎えました。寿命88歳と思っていた頃も歳を重ねることを楽しんでいましたが、100歳と考えるともっと楽しめるように思います。

同じ家事セラピスト仲間のNさんから私にピッタリなタイトルの本を貸してもらいました。その名も

人生は見切り発車でうまくいく

思い返せば、私の人生、常に見切り発車でなんとか凌いできた気がします。。。(笑)

内容は・・・実はまだ読んでいないのですが、このタイトルと言い、タイトル横の「もう悩まない!完璧は目指さない!」というコピーと言い、まるで私の生き方を「それで良いんだよ」と後押ししてくれているかのようで、激しく共感!!

実はこれ、私が講座の中で大切にしていることでもあります。例えば、「片づけ」の講座。完璧に整った部屋を目指して悩むのではなく、その人に出来ること、無理しないで続けられる方法を探ります。そうやって、少しでもいいから自分の手や身体を動かしてやっていけば、暮らしは徐々に整っていきます。

ところで、この本をテーブルの上に置いておいたら、帰宅した娘が見つけて、「うわ、この本、私のことやわ〜!」
やはり、血は争えません(-_-;)




一昨年の夏に出版された家事塾主宰・辰巳渚の著書「人生十二相」。昨日久しぶりに読み返してみました。

これは、人生を長い一本の道として捉えるのではなく、人は12の小さな人生を生きつないでいく、という見方をした本です。その時々(本の中では「相」または「フェーズ」という言葉が使われています)で必要なもの、捨てるべきものは違うし、そのおおまかな見取り図を持つことで、人生はもっと軽やかに生きていけるのでは、と言うとてもユニークな提案です。


私自身は先月46歳になったところで、この本で言うと、第7フェーズの「第一の繁忙期」というところにいます。日々忙しく、でもある程度、自分なりのリズムを持ってまわしていけている。それが有難くもあり、ルーティンからくる倦怠感と背中合わせでもあり、のある種贅沢な悩みをもつフェーズです。

そんな私ですから、第10フェーズ「第二の自主期」(親しい人の死を重ね、ひとりになる)のことにはまだまだ考えが及ばないのですが、私の両親は徐々にこのフェーズに移ろうとしている年代です。


そんな母から今朝電話がありました。「お父さんにね、お父さんの5歳くらい年上のお友達から手紙が届いたのよ。」その方、最近体調が悪くて、自分はいつ死んでもおかしくない、と思っていらっしゃるそうです。それで、うちの父に最後のお願いを聞いてほしい、と手紙を書かれたのでした。それは、もし自分が死んだら火葬のとき、家族だけでなく、友人である父にもお骨を拾ってほしい、という内容でした。


ご友人はさらにこんな風にも書かれていました。これは、自分の希望だけれど、自分が死んだ後のことは、やはり家族の意向を第一に考えるべきなので、もし、実際にその時が来て、家族があなたには骨を拾ってほしくない、と言ったら、その時は申し訳ないけれど、この手紙のことは忘れて欲しい、と。


自分自身のこれまでの人生と真摯に向き合い、冷静に行動される立派な方なのだなあ、ととても感銘を受けました。それとともに、父がこの手紙を読んだ時の気持ちを考えると、涙がとまらなくなってしまいました。


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